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蝶のように舞い蜂のように刺す!


by aurola_thequeen
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東京パン屋開拓ツアー・東急沿線編その1(ラ・ベルコリーヌ@たまプラーザ)_a0028500_0202213.jpg

朝9時半。雑誌「Hanako」パン特集のバックナンバー(2000/3/15,2002/4/10)を手に、私は乗り慣れない田園都市線に揺られていた。はじめて降りるたまプラーザ駅。コワイ夢のトラウマもあり、早めに到着したが、ayuiceさんがすでに待って下さっていた。
 「今日のメンバーは3人ということになりました」笑顔で今日の計画を教えて下さるayuiceさん。ご自分もお忙しいのにありがとうございます。そのうちponchan1103さんも到着して、ツアースタート!

  一軒目・「ラ・ベルコリーヌ」(たまプラーザ)
   外観がかわいらしいベーカリーカフェ。しかし、一歩店内に入ると本格的なパンがズラリ!ほそーいバケットに、カンパーニュ系のパン、ドライフルーツのぎっしり入ったカレンズ系、うっすらと表面に粉のついたパン達がクロスの上に行儀良く並んでいる様子は、パン好きならハァハァものである。冷蔵ケースのおしゃれなサンドイッチ、昔ながらのメロンパンやカレーパン、わぁどうしよう、目移りしちゃう!と耳から煙が出そうになったとき、ayuiceさんの「カフェに入りましょう」という鶴の一声で我に返りました。
   そ、そ、そうだ、一軒目からこんなにテンション上げてどーすんだ(;・∀・)
   お二人はフレンチトーストのバニラアイス添えをオーダー。ドリンク付き500円というナイスプライス。激しく惹かれるものがあったが(みんな一緒じゃつまらんじゃろ)と天の邪鬼がムクムクと頭をもたげ、私は独り「スープセット」をオーダーする。
   かぼちゃスープに薄くスライスしたパンが3種類付く。ドリンク別だったのでブレンドも頼んだ。パンは左から、くるみとアンチョビ、レザン、ライ麦。このお店初心者の私にはちょうどよいメニューだったと思う。食べている間も「○○焼きたてでーす!」「**焼き上がりました!」と飛び交う声に3人の耳がピクピク・・・
  焼きたて攻撃に耐えかねてカフェを去り、持ち帰り用のパンを物色。かなり迷った末、冷蔵ケースのジャンボンサンド、レザンのゴルゴンゾーラチーズサンド、焼きカレーパンとクロワッサン、「焼き立て」の札のついたマスタードベーコンエピを選んだ。
  ジャンボンサンドは、入ってすぐのところにあった細いバケットに横から切れ目を入れて、しっかりした味のハムが挟んである。レザンのチーズサンドは、酒飲みなら買わなきゃウソでしょ~(・∀・)ニヤニヤ
  レーズンとくるみがぎっしり入ったパンで、3mmほどの厚さのゴルゴンゾーラが挟んである。う、う、( ゚Д゚)ウマー!!辛口白ワインにピッタリですよ!これ、真似します!カレーパンは焼きタイプなのでパンはあっさり、中のカレーフィリングは辛みを抑えた優しい味。クロワッサンは巻きが固い中で、バターの風味がじわっ。
  どのパンもおいしかったです。ひっきりなしに人が入ってくる様子で、地元に根付いた良店ということがよく分かりました。
# by aurola_thequeen | 2005-03-21 00:10 | gourumet?

コワイ夢

kasumixさんの記事にトラバです。

最近、うれしいことに、新しい出会いが多い。
約束をこちらに合わせていただき、いざ当日。
初対面なので失礼があってはいけないと、15分以上前に待ち合わせの駅に着く。
余裕があると思ったらお手洗いに行きたくなった。
駅構内にはないので近くを探す。
表はひどい雨でちょっとおっくうだったけど、近所のビルにやっとあった。
ところがこれがすごく混んでいる。
有料でもないのに番をしているみたいなおじさんがいて、一人一人空いている個室に案内される。
(え~ 時間大丈夫かな)
不安になるも、用を足して出てきて、はーやれやれと時計を見ると。

2時間経過。

え、えぇえぇえぇぇ?! う、うそだーーーー!!(ノToT)ノ

携帯には着信履歴。そ、そんなー!全然気づかなかった。
おそるおそるリダイヤル。「もしもし?」「あ、あ、あ、あの・・・ごめんなさい・・」
おろおろあわあわでほとんど言葉にならない。
哀れむような冷ややかな対応が帰ってきた。「じゃあ、このお話しはなかったということで」そ、そんなぁ!!ま、待って下さいよーー!!
ガチャ。ツー、ツー、ツー・・・・

がば。
ここで飛び起きました。時計は6時前。
夢で良かったです。今の私には冗談になりません。
kasumixさんちにコメントつけて直後に寝たからこんな夢みたのでしょう。
気が小さいヤツ・・・・・(苦笑)
# by aurola_thequeen | 2005-03-14 13:02 | about myself
仕事で腹の立つことがあると、「バレエがんばろ!」と思う。怒りもエネルギー。

バーで先週の「5番からクッペ」を練習する。あー難しい。小指の使い方が・・・
慣れるまで時間かかるなぁ。また見てもらおう。

ワルツで。
ピケで第二アラベスク → 上げた足を後ろの五番に下ろして縦にグリッサード → ピケでアチチュード・デリエール(客側の腕がアンオー) →プリエをしないでアテールに降りて → デリエールの脚を前に持ってきてピルエット・アン・デダン(腕はアナバン)  ポーズ →リバースで反対繰り返し

文字で書くとわかりづらいけど、♪ターン(アラベスクで止まってる)、(鋭くグリッサード)、(アチチュード決める)♪というリズムで行きたいのだが、グリッサードがやりづらいです。
自分のリズム感のなさを切々と感じる。
プリエなしでアテールで降りるのって引き上げてないと話にならない。(ポアントだからね)ゆるんだひざでおっかなびっくりやってたら怒られた。「脚なんか低くていいからひざを絞って降りてごらん」
そしたら、できたよ先生!!「それだ!できたじゃん!」と喜んでもらえた。
アンデダンで回ってる途中(左足軸)ポアントが落ちてやりなおし。
ピルエットだけ取り出してやればできるのだが・・・・

スモールジャンプ。
5番から4番、5番、2番、シャンジュマン4回→ ロワイヤル3回 →アントルシャ・シス1回 → リバース

シスキタ―――(゚∀゚)―――― !! バーなしじゃ無理ぽ。ロワイヤルまでおかしくなってきて笑っちゃった。

アレグロ。
ブリゼ3回 → クッペからピケでスースー(アンオー) →前の脚をドゥバンにジュテしてバランス(ポアントで立ったまま。腕は右手アナバン、左手アラスゴンド) → 前の脚をついて(ここはトンベっぽかった)パドブレからリバース 

バランスのときの腕が曲者。やりづらい。こういうところで引っかけを持ってくるのが好きな先生なのだ。
ゼンツァーノのVaでさんざん「脚を抜いて進むブリゼ」をやったので、「あれは特殊だから、基本のブリゼは5番にきちんと下ろすのよ」と確認される。
もうちょっと上体を曲げて飛べばよかった。
スースーから前の脚をドゥバンに投げてバランスなんて、前はおっかなくてできなかった。
腹筋が強くなってきたんだろう。うれしいな。

グランアレグロ。
エカルテ、右足前5番からシャッセ4回(右手アンオー、左手アラスゴンド)→ピケで第一アラベスク→左足をファイイしてプリエしながら右足クッペ→バロネでグランバットマン(腕アンオー)→腕を開きながら左足をクッペにして下ろす(右足フォンデュ)→リバース

シャッセのときの顔はアンオーにした腕の手のひらをのぞくのだけど、
「金魚すくいして、金魚が入ってる袋をぶら下げてると思いなさい」だって。
こういう可愛い首のつけ方、好きだ♪ 下手すると子供になるのだが^^;
シャッセを大きく進むと、アラベスクでうまく乗れない。プリエが足らんのだよ。
グランバットマンで思い切り脚を上げてやろうと思ったが、軸足ポアントだし、クッペに下げるので大変だった。こういう組み合わせを、キレよく可愛く決めたいなぁ。

しばらくそっとされていた(?)けど、また最近いろいろ「こうしてみて」「トライしなさい」と煽られる(w)ようになってきた。嬉しいことだ。

帰りに「ブリゼ久しぶりでうれしかったです・・ゼンツァでブリゼ好きになった」と言うと「あらー、そうなの?じゃ、今度ブリゼボレ(後ろのブリゼ)やってね♪」だって。
青い鳥がやるアレです。後ろで打つの、苦手なんだよなぁ。カブリオレもできないし。

ワルツ、アレグロ、グランアレグロ、土曜日にでもまたやらないかなぁ。
# by aurola_thequeen | 2005-03-10 00:43 | ballet

ジュリア伝説(その9)

ジュリア伝説(その9)_a0028500_030711.jpg

(その7)より続きます。また、マダム宅から飯炊きバイトの依頼が来ました。

「おでんの話をしたら、みんな食べたいって」
保守的なフランス人も、「あの人(ジュリアさん)が作るんだったら食べてみたい」と言ったそうです。
「へー、おでん・・・・・今度は何人前?」
「そうねぇ、20人前くらいかしらね。また車出すわよ」

おでんを20人前。

屋台の仕込みですか?と言いたくなります。

「あのね、お願いがあって・・・」
「?」
「申し訳ないんだけど、ピンクのロールスロイスは、うちの方だと目立っちゃうから、もうちょっと地味な車にしてもらえないかしら」

「え~~ 可愛いのに・・・・しょうがないわねぇ、じゃあ、主人の車にするわね。」

約束の日。
家の前に来た車は、大きな緑のベンツでした。

「はじめまして」
オリーブグリーンのスーツの紳士がにっこりと挨拶しました。
「ワイフがいつもお世話になりまして。お噂はかねがねうかがっております」

一目でオーダー物とわかる、仕立ての良いスーツに合わせたネクタイは、小さいカエルの柄でした。ネクタイピンは、葉っぱに止まるアマガエルです。
ハンドルと車体は車体より少し薄い緑色。
(ちっとも地味な車じゃないわね・・・)ジュリアさんは、「ロールスもステキでしたけど、こちらも渋くて素晴らしいお車ですね」と、一生懸命褒めてみました。

「僕、緑色が大好きなんですよ・・・・大好きな、カエルちゃんの色だから♪」

カ、カエルちゃん?

ジュリアさんは、ヘビやカエルが大嫌いです。背筋がゾクゾクっとしました。
「ネクタイもカエルですね・・・・・」
「宅の池に10匹ほど飼っています。全部名前があるんですよ」
そういえば、お庭の片隅に、石で作った池がありました。
あそこにカエルが・・・・近づくのはよそう・・・・

「今日は、おでんだそうで、種を仕入れていきましょう。煮てくださるだけでけっこうです」

緑のベンツは、吉祥寺のパーキングに止まりました。
歩いて数分の商店街の真ん中に、おでん種のお店がありました。

「20人前くらいってことですけど・・・・」
「どうぞ好きなものを選んでください。配達を頼みますから」
ジュリアさんが半信半疑で選んだネタを、マダムのご主人と店員さんが相談しながら手際よく数を揃えていきます。
お会計では、1万円札をろくに数えもせずに出して「お釣りは次でいいです」とにっこり。
「じゃ、いつもどおり、届けてください。よろしく」
「毎度ありがとうございましたっ!」店員さんは最敬礼。

お宅へ到着すると、またメイドさんと犬がお迎えです。
マダムが奥から顔を出しました。「あら、早かったわね」
「1時間位したら買ったものが届くわ。さっき電話があったから」

ネタが届いたら準備開始です。
インスタントだしが嫌いなジュリアさんは、きちんと昆布と鰹で出汁を取って、酒と醤油で味付けをします。
湯通ししたネタを鍋に放り込んだら、茶飯を作ります。
おでんの間に、違った歯ざわりのものがあるのは楽しいからと、かぶの浅漬けも作りました。

お客様が到着しました。フランス人とアメリカ人が半々です。

「おでん、ってなんでおでんて言うの?」
と訊かれても、「おでんはおでんよ!」と言い張るジュリアさん。
「おでんは、フランスで言うポトフみたいなもので、日本のソウルフードのひとつよ」
と横からマダムがフランス語で注釈を入れます。
「ちくわに穴が開いてるのはなぜか」と訊かれ、「じゃードーナツってなんで穴が開いてんの?」
と聞き返します。
「きんちゃく」(お餅入り油揚げ)をうまく飲み込めず、半分パニック状態になっている人にお水を出しました。
「ちくわぶ」の存在が理解できない人に、マダムが一生懸命説明しています。
台所に戻れば、犬と猫が練り物を欲しがります。「ダメよ!これは、人間の!」
お燗にした日本酒はあっという間になくなっていきます。

てんてこまいのおでんパーティーは、成功に終わりました。
大きな2つの寸胴鍋は、ほとんど空です。
おつゆを残った茶飯にかけたものは、犬たちへ、はんぺんのかけらは猫にやりました。
「ネタを説明するのって大変だわー」マダムもぐったりです。
「お疲れ様でした」メイドさんが淹れてくれたほうじ茶を飲んで、休憩したら帰りましょう。
この後、ジュリアさんはたびたびマダムのお宅に呼ばれて、おでんを作ることになります。

ジュリアさんにトリビュートじゃないけど、うちも今日はおでんにしました。
吉祥寺のその店の種に、紀文の魚河岸揚げを混ぜました。
おいしーー。お酒は長野の「黒松 仙醸」です。
# by aurola_thequeen | 2005-03-08 01:24 | ジュリア伝説

誕生日でしたの

誕生日でしたの_a0028500_23114079.jpg

そうなんです。誕生日だったんですよ。
前日から(なぜか)前祝いやってます。
デパ地下でサラダとケーキを買ってきて、ピザを頼む。
かなり手抜きですが、飲むのに手は抜きません。
シャンパンとワインをがふがふと飲みます。幾つになっても誕生日はめでたい。
ケーキは新宿高野の苺パイ
どーんとドーム型です。表面にいちごがビッシリ!
目が合ったら離せない迫力です。
中は生クリーム・カスタードクリームとスポンジ。底はパイです。
たいへんおいしゅうございました。

当日、起きたらあたりは吹雪。ここ東京のはずなのに。
晩は先日のピッツェリアの並びにある串焼き屋へ。
鰹のたたきや焼き鳥をつついていると、お店がそっと、ストロベリーチーズケーキをサービスしてくれました。(^0^)

面白いものを見つけました。acidtricksさんありがとう。

acidtricksさんの「ルパン三世タイトル風に怒ってみる!」にトラバ

懐かしのルパン三世風のタイトルができます。
いざ、誕生日ってことでコピーを考えると難しいですねぇ。↓

お祝いは1年中受け付けております・・・・・・にやり。
# by aurola_thequeen | 2005-03-04 23:08 | about myself