蝶のように舞い蜂のように刺す!


by aurola_thequeen
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山口小夜子さん

日本のトップモデル山口小夜子さんが、急性肺炎のため亡くなりました。
57歳だそうです。独り暮らしのため、訪ねてきた人が発見したときにはもう息を引き取っていたとか・・・ 

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子供の頃、資生堂のCMだかポスターで知って、目が離せなくなってしまいました。
正直「コワイ」と思いました。
8頭身になった日本人形て感じで、いつも写真をまじまじと見ていました。
今風に言うと「前髪パッツンのおかっぱ」に、トレードマークの「切れ長の目」。
はれぼったい奥二重の目元にコンプレックスのあった私、目の周りがぐるぐるとアイライナーやアイシャドウで囲んであるのを見て(この人のスッピンの目元ってどんなかんじだろ)と想像していました。

「日本人でもこんなモデルさんが出るなんてステキねぇ、うらやましいわねぇ」と
雑誌「装苑」の愛読者であったジュリアがしきりにほめます。
「外人にはこの目がとーってもミステリアスなんだって」

「目つきが悪い」「睨まないでよ」などと言われ、ずいぶん悩んでいた私にとって、小夜子さんのあの目元は、一種の福音でした。そうか、大人になったらメイクでなんとかなるってこともあるかもしれない。この人だって目がほっそいけど、そこが良いという人がたくさんいて、世界的なモデルさんになってるんだから、いいって言う人だっているだろう。

約20年後、大人になった私は、アイラインを引くにも慣れて、自分の顔が嫌いでなくなるようなメイクをすることができるようになりました。
ある日バレエの帰り道、くりっとした目に長いまつげの高校生が言いました。

「アナさんの切れ長の目、私好き。うらやましい。マスカラがとっても映えるんだもの」

この言葉を、昔の自分に聞かせてやりたいと心底思いました。
山口小夜子さんがダンスやバレエが大好きで、最近は自分でも踊るんだと聞いて、いっそう好きになったのもちょうどこの頃です。
あんなきれいな人が、独特の妖精じみた雰囲気で舞ったらどんな踊りでもステキだろうなぁ、とダンスマガジンの記事を読んでいました。

・・・美人薄命ってこういうことを言うのでしょうか。
ご冥福を祈ります。写真集があったら見てみたいです。
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by aurola_thequeen | 2007-08-21 01:51 | beauty?