人気ブログランキング | 話題のタグを見る

蝶のように舞い蜂のように刺す!


by aurola_thequeen
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

人間ドック結果判明

ある日帰ると一通の郵便物が届いていた。
先日人間ドックを受けた病院から、大きな封筒。
やっと結果が出たらしい。わりと早かったな。
開けるとご丁寧にファイルに綴じられた「結果報告書」が出てきた。
一番上にあるプリントを手に取ると「再検査および精密検査の予約について」とある。

・・・
・・・え?
これって、異常があったってこと??頭の中が一時停止状態になる。
人間ドックで見つかった異常が不運にもガンで、あっという間に悪化して亡くなった知人を思い出した。あの人はまだ40を出たばかりだったのに。
ど、どうしよう。おろおろとファイルをめくると

耳鼻科(副鼻腔X線撮影)D(精密検査):右上顎洞炎
内科(血液検査)C(再検査):血小板過多


と書いてありました。・・・うーむ。
「右上顎洞炎」は、なんて読むんだ?「みぎうえがくどうえん」でいいの??
ぐぐってもあまり詳しく出てこないが、どうも蓄膿の前段階らしい。
これはでも思い当たるぞ。数年前、ひょんなことでご飯粒が右の鼻に入ってから調子が悪いのだ。血小板はよくわからないなぁ。職場で献血したときも別になんとも言われなかったし。

そういえば父が蓄膿経験者だったことを思い出し、実家に電話してみた。母が出た。
「ドックで精密検査が出ちゃってさー、なんか鼻みたいなんだけど」
「精密検査ぁ?!ぎゃははははは」と笑われる。人が具合悪いのがそんなに嬉しいのか?
さすがジュリアだぜ。さっさと父に代わってもらった。
「おうどうした?蓄膿だって?」母が後ろでゲラゲラ笑っている。
「みぎうえがくどうえんとかいうらしいけど知ってる?」「あー」
彼は若い頃蓄膿の手術をしたことがあるのだ。
「顔の皮剥かれるってホントなの?」
「昔は口の上のところ切ったけど、今は薬もあるし、そこまでやらないんじゃないの」
「ま、早いとこ医者いっとけ。そんなとこまで似るとはな。うははは!」
似たくないっす・・・蓄膿蓄膿って決め付けないでよねー。

ご飯粒入ったあと、ちゃんと耳鼻科にも行ったけれど、吸入ばかりであんまり良くなかったので行かなくなってしまったのだ。その後、風邪をひくと右の鼻が詰まるので相談したら、「そのうち溶けますから大丈夫です」って言われたし。

そして検査に行ってまいりました。
保険証わすれた・・・orz あたしゃこの病院にはなにか忘れ物をしないとたどりつけないのか?! (影響なかったからよかったけど)

午前中は耳鼻科。
自分のレントゲン写真が受付にスタンバってるのを見てしまった。
担当医は自衛隊病院の先生らしい。制服の写真もなかなかのハンサム。
「顎洞というのは、小鼻の横辺りにある、頭蓋骨の中の空洞のことです」
レントゲンでは右側がモヤっと白くなっていた。
「我々は、膿があるのかな、と見るんですけど、何か気づいた症状はありますか」
「いえ・・風邪引いたときに鼻が通りづらくなるくらいです」
「・・・そりゃ、風邪引いたときはみんなそうですね(苦笑)」

症状らしい症状もないし、少し様子を見ましょうか、ということで落ち着いた。
「今日はお薬も出しません。何かあったらまたいらしてください」
なんだょー、精密検査だっていうから焦っちゃったじゃないよ~

安心してお昼を食べに行く。近くに「くじら軒」を発見。
スタミナラーメンを注文。「ラーメン」「塩ラーメン」「支那そば」とスープのベースが3種類ある。
ベーシックな「ラーメン」のスープにする。あっさりかつお味。
具は万能ネギみじん切りとゆでたニラ、シナチクと海苔、パーコー2切れとチャーシュー1切れ、揚げにんにく、ナルトがうれしい。追加で煮卵。おいしゅうございました。

午後の予約までだいぶ時間があるので、保険証取りに帰ろうか迷ったけどやめておく。
待合で本を読んで過ごした。午後は内科。
担当医は、ハマさんが15kgくらい痩せたらこんな感じかなぁ?という、野生的というかなんというかな先生。
「えーと、どうしたんですか?」というゆるい質問に
「あのー人間ドックで再検査が出まして、血小板が多いそうです」
「あ、それで僕のとこに回されたのね。血液が専門なんですけどね」
ここで脳内にコウモリが翼を広げる。
「うーん、血小板、平均値の1.5倍はちと多いかなぁ。白血病の初期だともっと多いけどね。これくらいなら心配ないと思うけど・・・血ぃ取ってくる?」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
「1時間くらいで見てあげるから、採血室行って血ぃ取ってきて」「ハイ」
威勢が良いというかなんというかなコウモリ先生の言うとおり採血室へ。
取って待つこと1時間。コウモリ先生「下がってるよー。良かったね!」
「ありがとうございました」「たぶん、血小板ちょっと多目の体質なんでしょう。心配なら1カ月後またいらっしゃい」

・・・やっぱり異常なし。よかった~。
考えてみれば、どっか悪いところあったら仕事して元気にジムなんか通えませんわ。
やれやれでした。
by aurola_thequeen | 2006-09-27 17:42 | about myself