蝶のように舞い蜂のように刺す!


by aurola_thequeen
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アナ父伝説その2(マイスイートコージーコーナーの巻)

父の日に思い出したことを書きます。

私の父は下戸のかわりに、たいへんな甘いもの好きです。
タバコをやめてから拍車がかかったような気がします。スイーツのブランドにこだわる江戸っ子の彼の好みとして、ヨックモックのシガール、浪花屋のたいやき、豆源の豆かん、宮月堂の揚げまん、木村屋のあんぱん、アマンドのバウムクーヘン、ロイスの生チョコ(ホワイト)、神田万惣のホットケーキ、四国のおみやげ・のの字ロール、虎屋の季節限定羊羹・・・まだまだあると思いますが極めつけは。

銀座コージーコーナーのパフェとケーキです。

カフェ併設のコージーコーナーに行くと、頼むものはたいてい決まっています。
マロンシャンテリー、ストロベリーシャンテリー、チーズケーキパフェ。この3つをローテーションで回します。パフェな気分でないときは、ケーキセットにひとつケーキを追加して、ケーキ2個とコーヒーをいただきます。栗が大好きなのでマロンシャンテリーかモンブランを頼むことが多く、一人でぺろりとたいらげます。
一番のお気に入りは数寄屋橋交差点近くの有楽町店です。定年退職する前、仕事の打ち合わせにもコージーコーナーを使うことが多く「いつもの」とオーダーすればマロンシャンテリーとコーヒーのセットが出てきました。窓際に座れば銀座のど真ん中、活気のある交差点を行きかう人々が見えます。カップルシートのようなテラス席がパパンのお気に入りです。
おしゃれな銀座のOLさんが、「わぁパフェおいしそう~」と言いながら通り過ぎていきます。パパンもう上機嫌です。

仕事で新人くんを連れてあいさつ回りをしたある日、「ちょっと寄って行くか」とパパンはコージーコーナーを指差しました。「うまいぞここのパフェ」と言うと新人くんは怪訝な顔。「ボク、甘いもの苦手で・・・ごめんなさい。仕事もあるので社に戻ります」
新人くんは「やってはならないこと」を犯してしまいました。
父の愛情表現は「甘いものをいっしょに食べる」ことなのです。老若男女問わず、彼からお茶の誘いがきたら断ってはいけません。ケンカを売ったことになってしまいます。

その日、たいそうご機嫌斜めで父は帰ってきました。おそるおそるたずねると「今の若い者は年寄りを立てるということがまるでわかってない」とたいへんな怒りようでした。
「・・・そりゃあこんなおじさんといっしょにパフェ食べるのは誰だっていやぁよねぇ~」とジュリアさんが油を注いでしまったので「もういい!明日人事に言ってやる!」彼の怒りはパワーアップしてしまいました。
3ヶ月ほど経ったころ、その新人くんは福岡の支社に転勤になったそうです。
「怖い会社ねぇ・・・・上司とパフェ食べなかったら左遷されちゃうんだ・・・」と言ったら「あいつは他にも理由があったんだ!」と弁解していました。
一番大きな理由はパパンとパフェを食べなかったからに違いありません。

先日、父と電話で話したら「お前、知ってるか?コージーコーナーのマロンシャンテリーが縮んだぞ」・・・縮んだ?なんですかそりゃ(;・∀・)ハッ?「値段はたいして変わらないのに小さくなったんだよ。俺に断りもなく」そりゃあなたに断りはないでしょうよ・・・自由が丘スイートフォレストに行った話をしたら、おかじゅうが食べたいと行っていました。
それより「自由が丘の駅前のダロワイヨのケーキが食べたい」そうです。自分で買いに行ってくれー。

さすがわが父・・・かもしれません。




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ゴッホ展を見損ねた日に疲れて食べたコージーコーナーの大福パフェです。
ピンクの大福もどきなのは、ぎゅうひです。

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中はこんなです。
あんことコーンフレークが混ざってます。

昔よく食べたフランスあんみつを思い出しました。おいしかったです♪
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by aurola_thequeen | 2005-06-13 13:31 | about family